6/22-24【命の洗濯@八ヶ岳2021】第一回目を開催しました

夏至・・・

1年のうち、太陽(陽)のエネルギーが最大になった直後

かつ、ストロベリームーンとも呼ばれる、やぎ座の満月を迎える直前のタイミングで、今年も、【命の洗濯@八ヶ岳2021夏】の第一回目を開催しました。

駅でみなさんをピックアップしたあと、まずは衣食住すべてを自給自足で生きる力を持つ、”ハセやん”が営む「カナディアンファーム」へ、ランチに向かいます。

ハセやんが、自分たちで建てたオリジナルのお家(レストラン)

初めましての方も、お久しぶりの方も、食事を囲んでご挨拶。

八ヶ岳名物・ハセやんの登場!

「今日は、ええ鹿肉があるよ〜(京都弁)」

ハセやんお手製のスモークサーモンと生ハムつきのサラダオードブルを注文すると、ハセやん直々に、お肉の部位や熟成年などを説明しながら、豚ハム、鹿ハム、極上サラミと、たくさんの種類を切り分け、試食させてくれます。

ハセやんの顔を見ながら食べるせいか?とっても「生き物」を感じる生ハムたち。

「できたでー!」

子ども並みの早足で席に着き(笑)

ぱくぱく♡ぱくぱく♡

好きなものを好きなだけ食べる食べ方。

足りなければ注文すればよし。余れば自然に返せばよし(余らないけど笑)

自分のやりたいこと(自由)を、誰の制約も受けず、自分の力で手に入れられるのが、大人ってもん(笑)

奥に見えるスープは、季節ごとでお味が異なります。基本は魚のアラでとったお出汁に、今回はジャガイモ、コーンあたりかな。夏野菜でも優しく、うまうまほっこり、最高な味。

あーお腹いっぱい!の後は、コーヒーや無農薬のカモミールのお茶タイム。

もちろんスイーツも欠かせません〜。
固すぎず柔らかすぎずのチーズケーキが、めっちゃ美味しい!

チョコレートの濃茶に、ルバーブジャムの赤が映えます。

福岡・神戸・東京・静岡・・・全国から集い、初めましてで3日間をご一緒する不思議なご縁。

エネルギーたっぷりの食事とスイーツをいただいた後は、美味しい食べ物とお酒を調達に行き、コテージに着く頃には、少しずつ夜の気配に。

それぞれに、食べたいものを調理します。

今回は、真弓さんのリクエストで、菅原家のビーフシチュー作りをレクチャーしました。

同じレシピで作っても、なんか味が違うのよ、と。

そう、料理の最終的なポイントって、意外にも「量」ではないのよね。

料理の「間」や「気」というのかな。誰が、どんな気持ちで作るかで、料理っていかようにでも変化する。

もちろんお酒も入りながら♪(この夜は4人でワイン4本が空きました、笑)

食べたいものを作る、やらされない料理って本当に楽しい♡

あたりは真っ暗!すっかり夜になりました。

熱く熱く語り合ったあと、そろそろ寝よっか!のタイミングで、秀子さんが毎晩欠かさず行っている、コアの筋肉や腰回りの筋肉を鍛えるトレーニングをみんなでやってみることに。

筋トレとなれば、週2日以上のパーソナルトレーニングで引き締まりまくった女、真弓先生の出番です。

(めちゃキツ!)

「女性であるその喜びは、むしろ筋肉に支えられた(むふむふ)力なのよ!」

「きゅーっと!ぎゅーっと!」

「あの、もしかして僕、隣の部屋に行ってた方がいいですか?」(宏)

命の洗濯は、集う人によって毎回浮かび上がるテーマが異なるのですが、今回集まったメンバーは【女性としての豊かさと幸せ】が、大きなテーマだったように思います。

女性は、生まれた時から常に、母という同性が存在する。

同性であるがゆえに、母の存在は女性にとって、男性以上に大きな影響を持つ。

母がこうだった、母がこう言った・・・「母」を通して眺めた「女性像」は、そのまま「大人になった自分」の「人間像」となる。

母を習う者あり、母に背く者あり。

どちらであれ、「母」に大きく影響を受けているということに気づいた時から、女性はそれぞれに、母ではない自分という女性・人間像を模索するプロセスを歩く。おそらくそれが、女性にとって最初で最大の「自立」のプロセスなのだろうと思う。

女とはこう在るべき、妻とは、母とは・・・

私たちが、生まれ、育っていく間に、強く思い込んだ「女」のイメージ。

そこには敬愛や感謝もあれど、同じくらい、制限や反発があったりもする。

そうしたものから自分を解放していくプロセスは、キレイなばかりじゃ、やっぱりない。

解放するつもりが自分を傷つけることになったり、自分を大切にすることが、誰かを傷つけることになったり。

人の話を聞けば、いろんな思いが巡るけれども、それでもプロセスは本当に人それぞれ。それぞれに”経験したいこと・感情”がある。

人が人の力になれるのは、諭すことでも咎めることでもなく、敬愛や感謝を促すことでも、制限や反発を慰め合うことでもなく、その人が自立のプロセスを歩くこと自体を、共感し、応援できる時だと思う。

命の洗濯には、そうした時間が、いつもある。

傷や汚れを晒し、水に流し、乾かしてまた、歩いていく。

本当に大人になることとは、慎み、やらない「自粛」を覚えることではなく、行い、起こることを引き受ける「責任」を覚えていくことだから。

もちろん、行うって難しい。

そして、行ったことは、取り戻せない。

でもだからこそ、喜び知り、痛みを知り、優しさを育てていくことができるのだと、私は信じています。

・・・

さて、夜明けて、2日目の朝。

梅雨のさなか、天気予報では3日間とも雨だったのに、この日もまずまずのお天気です。

朝一番、森の奥の沢へお散歩。

沢の水は、年中温度が変わらないと聞きますが、外気が暑くなってくる季節や、東京から来たばかりの頃には特に、水がとてつもなく冷たく感じられ・・・

ひーーーーちべたいーーーー
ぎゃーーー!!かかとだけでも無理ーーーー!!!
ふー。やっと水の中に入れた〜♡

ここには、縄文の時代から人の暮らした跡があり、江戸時代に建てられたと思われる「祠(ほこら)」にも伺えるように、大切に、大切に守ってきた”気”があふれている場所。

エネルギーを扱える英子さんにナビゲートしてもらって、しばし瞑想を。

都会の暮らしだけでは、どうしても蓄積してしまういろんな老廃物を、水と沢に流してもらって。

足裏サラサラ 足元ポカポカ 身体も足もとーっても軽くなりました!

子どもみたいに愛想いっぱいの可愛い真弓さん

 

レポート②に続く・・・

6/22-24【命の洗濯@八ヶ岳2021夏】開催レポート②


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